台湾のお土産と言えば・・・「パイナップルケーキ」ですが、、、
もう一つ定番としてお土産売り場に並ぶのが「牛軋(ヌガー)」です。
簡単に言うと、ナッツが入ったミルク味のキャラメルです!
このヌガーですが、名前を聞くとフランスやイタリア・・・西洋のもののように聞こえますが、実は中国発祥のお菓子なのです!
明朝(1368年~1644年)の時代
中国の浙江省に商輅という受験生がおり、何回も試験を受けたが受からなかった。
ある日彼は学問の神様「文昌帝君」が祭られている文昌殿に行った夢の中で
祭壇の上に筆、紙、ピーナッツと砂糖が置いてあり、文昌帝君が祭壇を手で撫でたところ
そのピーナッツと砂糖が化けて、数匹の牛に変化し、商輅に向かって突進!
目を覚ました商輅は、夢占いでとても縁起のいい夢という意味を知り、
夢で見たその食材を組み合わせて牛の形のお菓子を作り出し、名前を「牛軋糖」
(※軋はピーナッツの意味)にしました。
牛軋糖を発明したと同じ年、商輅は試験で連続一位を取り、
文昌帝君への感謝を伝えるべく、大量に牛軋糖を作って文昌帝君に祭ったとされています。
牛軋糖は、その後、功名を求める吉祥の食物となって「功名糖」という名を付けられ、
今でも受験生が試験を受かるために文昌帝君を祭る時に供えるお菓子になっています!
その後十字軍によって西洋へ持ち帰られたとされています。
ヌガーをお土産にされる際は、縁起物としてお渡ししてみては、いかがでしょうか。
(参考)PIXNET より牛軋糖由来より抜粋・翻訳
http://j120340531.pixnet.net/blog/post/4742607-%E7%89%9B%E8%BB%8B%E7%B3%96%E7%9A%84%E7%94%B1%E4%BE%86