健康産業新聞 「海外進出サポート特集」にて取材受けました。以下は記事の内容です。

同)ファブリッジ(東京都品川区)は、台湾での事前マーケティング調査や、商談セッティングをはじめとビジネスマッチング、プロモーション支援、代理販売、イベント支援まで、台湾でのスタートアップを強力にサポートする。
同社は日本と台湾双方に拠点を置き、とくに台湾現地での実績とネットワークを生かした支援を強みとしている。
健康食品関連の事業では、青森県発の機能性素材「あおもりPG(プロテオグリカン)」商品の台湾販路開拓やイベントプロモーションなど、多くの実績を積み重ねている。
現在、ファブリッジには「日台オンライン商談」の依頼が急増する。渡航が制限される今、同社が依頼企業からのヒアリング内容を元に台湾商談の候補企業をリストアップ。希望企業との商談をセッティングする。商談はオンラインで行いファブリッジが通訳する。商談希望企業のリストアップは、OEM企業、卸売り、BtoCはじめ細かな要望に対応している。同社代表の御堂裕実子氏は、「新型コロナを機に始めた事業だが、日本にいながら台湾企業と有意義な商談ができるため、好評を得ている」という。
プロモーション販売支援では、クラウドファンディング「ZecZec」を活用した予約販売も行い、市場調査と同時にブランド発信を実現する。
輸出支援の際は、台湾への「輸出可否チェック」を提案することも多い。成分表を元にチェックを行い、台湾の基準で「一般食品」「保健食品」として販売できるか、もしくは台湾当局から許可を受け、日本のトクホに近い「健康食品」として販売をめざすか検討を行う。
また同社では進出前の市場調査も重視している。店舗や街頭を撮影し、解説を入れた「動画報告」の依頼が増加しており、現地への渡航が難しい現在、実態をリアルに知る機会となっている。オンライン調査では、台湾のKOLに試食・試用の様子を投稿してもらい、ファンからの意見、反応やコメントを集める手法や、facebook上で関連のあるコミュニティに投げかけ、リアルな意見を得る定性調査も行っている。
御堂氏は上述のような台湾展開「0を1にするスタートアップ支援にとくに注力していきたい」と話している。